zattanikka’s diary

肥満の父、腐女子の母、オタクの兄、軟便気味の私による四人組ロックバンド

Bring The Soul

【注意】この記事には映画「Bring The Soul」内のコメントや構成に触れる部分があります。そしてコメントを100%覚えきれていない部分があり、意訳や記憶違いをしている部分がある可能性があります。この記事はあくまでも備忘録です。これから映画を見る予定で少しのネタバレも許せない方、上記に不信感を抱いた方は読まないことをオススメします。






"簡単な言葉を繰り返し口にしていると、段々とその意味がわからなくなってくる   愛ってなんだろう"/ナムジュン

ニュアンスで伝えていいのかわからない。きっとあまり良くないことなんだろうけれど、私は記憶力を著しく欠いているらしく、この程度の曖昧な記憶で彼らの言葉と共に文章を書き起こしているのがなんとなく、申し訳ない。

Bring the soul the movie
2作目となる防弾少年団のドキュメント映画を見て、なんとなく色々思い返すことがあったからまとめようと思う。

「クリスマスの予定は?」
ジョングクの言葉に「年末のステージだよ」と少し呆れたように返すジンの言葉になんとなく自嘲のようなものを感じた。
「旧盆は?」
「旧盆は〇〇で公演」
彼らが忙しいことなんて今更言葉にするまでもなく当たり前だと思っていた。テレビに映らない日はないというのは正しく彼らと大泉洋のためにあるような言葉で、日本でもFMラジオをかければ結構な頻度で曲が流れていたりする。
それでもBighitは他事務所よりは幾分ホワイトで、たまの休暇に羽を伸ばすメンバーの姿を見る度に"彼らも休暇を楽しんでいるんだな"と笑みをほころばせていた。
そんな彼らだとしても、クリスマスや年末には放送を通して当たり前のように時間を共にしていて、所謂そういったイベントごとはやっぱり無縁なんだよなと改めて思った。
体調管理も自己責任。
社会人としては当たり前の話でも、そんな様子でマイルを満タン貯められるほど世界をひっきりなしに飛び回る彼らにも同じことを強いていいほど、世界は穏やかじゃない。私の熱っぽいと彼らの熱っぽいは、全く重みが違うように思えた。
「クラクラする?」
そう声をかけられても、声すら出せず力なく頷くテヒョンに言葉が出なかった。風邪気味の喉のせいで高音が掠れて音にならなかった瞬間に顔を見合わせたジミンは、なんとも言えないバツが悪そうな鋭い目をしていた。
普段なら伸びやかな甘い低音がしんと響くパートにはぽっかりと穴が空いていて、その穴を埋めるようにそこにいたテヒョンの悔しそうな顔ととめどない涙に、どうしてファンである私達がその涙を止めてやることが出来ないんだろうと歯がゆかった。
ジョングクがかかとに怪我を負ってパフォーマンスが出来なかった期間、その時の記憶が少し甦った。
あの時私はきっと、ファンの目線でしか見れていなかった。本当の意味でジョングクを心配出来ていなかった。
勿論、怪我を負ったことに心を痛めたし心配もした。そこに嘘偽りはない。
ただ、私は「また次があるよ」「今度は上手くやろう」そう思っていた気がする。
ファンの中には、初めてチケットが当たった人が居たかもしれない。もしかしたらその公演が人生の中で行ける最後のライブだった人がいたかもしれない。そう思って心を痛めることは出来たのに、それは彼らにとっても同じことなのだと、何故あの時気付けなかったんだろう。
「僕は大丈夫だよ」「痛みはそんなにない」
約3cmの傷を負いながら今にもステージに飛び出そうとするジョングクに「医者に見てもらえ」とピシャリと言い切ったメンバーになんとも言えない苦しさを覚えた。彼らはこうして思い通りに動けない自分を責める姿に、ただ甘やかすだけの言葉をかけられる程アマチュアではない。
「初めてここで公演するのに」
ジョングクのそんな言葉にようやく視野が広がった気がして、本当に私はただファンの一人で、何も見えてなかったことに頭をぶん殴られたような衝撃を受けた。
6人が踊るステージの端、自分のパート以外は歌うことも出来ず、手持ち無沙汰に微動だにしないジョングクを見て涙が止まらなかった。
その悔しさを理解しきることが出来ないことにも、そんなことに今更気づかされたことにも、物事はすべからく有限なのだと忘れていたことにも。
彼らの幸せって、なんなんだろう。
有名になって昼夜無く世界中を飛び回って、体の痛みを騙し騙しやり過ごしている彼らは、本当に幸せなんだろうか。そんなことを考えたりもした。

"僕を、防弾少年団を利用してください。あなたが幸せになるために"/ナムジュン
でも、その言葉が全てのような気がした。
全てってことでいいんじゃないかと思った。
私たちには分からないことが沢山あって、私たちの知らないところで多くの葛藤があって、でも私たちはその隠れた葛藤の裏の輝かしいステージから明日を生きる活力を貰う。
彼らがそれを望むのなら、それこそが私たちの正しい姿勢なんじゃないか。
彼らの見せたくない裏側を無闇に知ろうとしなくてもいい。全ての痛みを共有しなくてもいい。彼らの痛みを知らないように彼らも私たちの痛みを理解しきることなんて出来ないんだから。
少しずつ癒して、傷付いて、立ち止まって、癒されて、自分を愛する方法を知っていければいいんじゃないか。
"母でも妻でもない自分を見つけられた"
"彼らに出会えなかったらここは暗闇だった"
彼らを、彼らの歌を介して、自分を愛する方法を見つける。自分の居場所を見つける。
それが彼らの望む私たちの答えに近しいものなのかもしれない。
それが巡り巡っては、彼らの幸せに繋がるのかもしれない。
そう思うことで、それだけで私たちはいくらでも強くなれる。明日に向かうつま先を大きく前に出すことが出来る。
小さな歯車でも大きな時計を動かすことが出来るんじゃないか。
そう思った。

"愛ってなんだろう"
毎日聞くくせに、確かに分からない。
自分を愛そう。
自分のことなのに、なんでこんなに難しいんだろう。
でも、彼らを"利用すれば"、もしかしたら案外簡単なことなのかもしれない。
自分を知ることも、愛することも。
そんなことを考えさせられる映画だった。

自分を愛せるように、明日の自分が今日の自分を少し誇らしく思えるように、自分自身を変える一歩を踏み出そう。その勇気をくれて、ありがとう。

アニメ映画観に行ったと思ったらアイドルのライブだった話

推しグループの握手会のために4万円を今のところ溶かし切ってしまったオタクです。叶姉妹の4万円ではないのです。月給1/4です。


おはようございます。
タイトルの通り、映画を見に行った話をしていいですか?ありがとうございます。

昨日、温い小雨降る中 高校時代の友人と共に「劇場版うたのプリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」に赴きました。
当方何分数年アニメから離れていたわけで、知らぬ間にHE★VENSは3人から7人に、2期から4期に、2000%は飛んでキングダムになっていたわけです。しかも1期未履修に加え2期も1周、もうほぼほぼファンの方からしたら生まれたて。
そんな「ドにわか」の私が4期まで続くアニメの劇場版を楽しめるのか。結論からいくと


ハチャメチャに楽しい


いや、違うな。楽しいんだけどそれよりも「あっ、やっぱりアイドルってすげーや」とアホ丸出しな感想を抱えながら終始神宮寺寂雷のような面持ちでいたわけです。神宮寺寂雷への冒涜、一回休み。


冒頭、キャラクター達が集まってくる足元のVCR、それだけで個性があるんですね…遅れてくるチームメイトを急かす影、これから始まるステージを、これから見るファンの顔を心待ちにして少し浮かれたような足取り、これまで積み重ねてきた成果に自信を持った確実な一歩。
みんな"そこ"にいて、"ここから"に期待してるんだって伝わってくんだ…アイドルだ…
この高揚感、あ、これ、先週の私と同じだ。これから始まる時間を心待ちにしていたあのドキドキと同じだ。
今から彼らが出てくるんだ。今この瞬間、この空間に私達は同じ気持ちで立ってるんだ。この日を待ってたんだ。そんな気持ちが画面越しに伝わってきた。

ステージに現れた彼らへの割れんばかりの歓声、壮大なセット、そして常軌を逸したパフォーマンス。
これはライブだ。
彼らはアイドルだ。こりゃあアニメ映画なんかじゃない。
彼らがこのステージのために積んできた努力、アイドルとして舞台に立つための覚悟、葛藤、確かに見えたよ。分かるもん。

だって私、アイドルに今まで何回も救われてきたもん。

私たちファンが「幸せだった」って笑顔で帰っていったステージの裏では死にそうな顔しながらそれでも舞台に立ちたいんだってギリギリで生きてたのも、痛めた細い首元を覆うように貼られた大量の湿布も、最大限の努力をしてるのに、自分の理想に追いつけなくてもどかしくて唇を噛み締めてる姿、見てきたもん。知ってるわ、そりゃ。
そんなアイドルがアイドルとして舞台に立つ責任をファンは1番知ってる。だからせめてものお返しに掛け声を練習するんだ。彼らのカル群舞が一朝一夕の努力でないことを知ってるからファンの子たちはその日まで少しでも同じ気持ちを分かち合うために掛け声を練習してあのステージに挑む。
その掛け声、同じ事務所じゃない(らしい)彼らの共演のために覚えてきたんでしょ。最高のファンじゃん。そりゃ大切にされるよ。私も大事にしたい。(なに?)
掛け声、マジでめっちゃ大変よな。私も毎回2週間前くらいから詰め込むし当日家出るギリギリまでずっと練習してる。
そんな努力をしたからこそ揃った時の興奮は一入。私たち待ってたよ!の気持ちを少しでも伝えたいっていうみんなの気持ちが毎回届いてるから彼らは真摯にファンに向き合ってくれるんだろうなと思いました。
ファンはもちろん、音楽にも音楽を愛する仲間への敬意も忘れない彼ら。ステージ上でもう何度も何度もお互いを尊重し合う姿に半身成仏しかけてた。愛嬌もスペックもそりゃあ勿論大事なんだけど、アイドルに求められるものってやっぱ物事に対する誠実さだと思うんだよね(当社比)。
心から信頼し合って支えあってきた彼らがこれまで互いを高め合いながらこの日を夢見て走ってきたことこそがそこに居る意味。ライブの醍醐味。
歌に愛をこめて、思いを確かめあって、自分たちの気持ちををすり合わせてより良いものを見せようと努力してくれる姿はアイドルの鑑。自分たちの強みを生かした表現、普段は見せない表情、歌詞でアプローチをかけてくれる、音楽には国境も次元もないんだなぁ。アイドルに人生教わってばかりですわ。

個人的優勝をあげたいのは「ついてこい」と力強く何度もファンの手を取ってくれた蘭丸くんだな…
ついてこいってすごい責任を伴う言葉だと思う。それこそ自分に自信があって、その自信を裏付ける努力があって、これから先信じてついてきてくれた子達を絶対に裏切らない確信があるからこそしてくれた約束だと思った。それにファンの子達が絶対に着いてきてくれるって全面的に信じてるからこそ出てくるもののように感じた。それを惜しげも無く与えてくれる彼を、彼らをファンは絶対に失望させてはいけないんだな…と謎人格が生まれた。

何はともあれ2000円以下でアイドルのライブに行ける事実に困惑しつつ私は2度目の入国をここに誓いたいわけですが、ここまで来てメタ発言(?)するけどアニメ的に言うとマジでめちゃくちゃ細けーくて笑ってしまった。いい意味で、いい意味で…
メント中のアイドルの挨拶に律儀に返す子が数人いたり悲鳴のようなきぇぇ、、っって声が飛んできたりダム様が髪を耳にかける仕草だけで悲鳴が上がったり、マジでファンの子の反応がリアルすぎて涙出るかと思った。分かる。推しの一挙手一投足最高だもんな。私も推しが滑り台降りてきた時、年甲斐もなく叫んだ。
↓公演中ステージ上で滑り台を滑る推し↓

[https://twitter.com/HOPESHINE_0218/status/1148036298701078528:embed#190707 오사카 스타디움 📹Anpanman (BTS J-HOPE focus) 아이구ㅠㅠ 아장아장 오르고ㅠㅠㅠ @BTS\_twt #BTS #방탄소년단 #호석 #호비 #정호석 #제이홉 #JHOPE… https://t.co/XPBAC06jHT]


てなわけで、現在7週目を爆走している「劇場版 うたのプリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」、うたプリほぼ未履修でも楽しめましたよの感想でした。アイドル好きはマジで観ないといけないでしょ…アイドル、めっちゃ最高じゃん…俺の人生だよ。君たちがいなきゃまじ生きてけねぇんだ…

以上




私が推しの誕生日に書いた記事もソッしておきます。

防弾少年団が好きなオタクの話 - zattanikka’s diary https://zattanikka.hatenablog.com/entry/2019/02/18/002203



メモ

こんにちは。こちら大阪、長居ヤンマースタジアムから届けさせていただきます。

てわけでやって参りました、防弾少年団スタジアムツアーin大阪。大阪。
日焼けと食事と通信規制は敵なので日向に出ては紫外線怯えていましたがスタジアム内スタンドは防御力ゼロ。削られていく私のライフゲージ。それに加えて連日90%の雨予報。結構神経を揉んでいたわけです。ここにくるまで。なんでスタジアムなんだよ…京セラのがキャパあるじゃんと前日くらいまで結構思ってました。
ただ、終わってみた今言えることはただ一つ。

スタジアム、めっちゃええやん…

自然。
プライスレス。

時には眩しいくらいの太陽がみんなを祝福するように降り注いでて、柔らかい風が背中を押すように吹いたり薄雲が優しく覆うように7人を守ってくれたり。風になびく服のシワにも表情があって、昨日と今日とで同じセットリストでもきっと感じるものは人それぞれ違ったのだろうなと思います。
空に登っていく銀テープがグリッターみたいに光を受けながら立ち上って、風に沿ってスタジアムの外に消えていくのをなんとなく不思議な気持ちで見てた。ドームみたいに重く響く音の沈み込みは少なかったけど滲んで溶けるような広がりのある音が柔らかかった。
普段ならかじりついて見ているモニターからもメンバーからも目を離して、流れてる雲とか色が変わっていく空を眺めている時間が結構長くあった気がする。
改めて、なんか生かされてるなっていうか、生身で今ここにいることが有難くかけがえないことだなと。

最近意味もなくしんどく、なんとなく全部息苦しいな、辛いなって時間が長くて防弾も追う気力ないし握手会も行けないし…みたいなポイズン状態だったけど、もう、なんか、うん。全部どうでもいいや。頑張ろう。
モニターに映る後頭部だけで涙が止まらなくて一言一言が宝物で、終わった瞬間「頑張る」って言いながら馬鹿みたいに泣いた。
性格的に興味無いことは頑張れないしやりたくないことはそれなりにしか捌けないけど、やりたいことには素直に、精一杯やってみようって思えた。やりたいことだけやっては生きてけないけど。
なんか、いつもこうやって開始点を作ってくれる人たちなんだな。当たり前に手が届かない存在で、それは勘違いでなく本当にその通りなんだけど、ふとした瞬間にこの人たちにも不安や悩みはあって私たちと同じ時間を生きてるんだってはっとさせられる。
何度だって初めてのステージを愛おしむように、同じ日は二度となくて舞台に上がる度新しいプレッシャーに立ち向かって行く姿の全てが完璧だ。完璧じゃなくて、完璧だ。

今回のスタジアムライブはスタジアムだからこそ得られた感動とか景色があって、本当に行けてよかった。ここまで一緒に連れてきてくれたことが有難くて、結局いつも私の活動力になってくれる。裏切ろうとしても裏切れないよ、ここまで来たら。
裏切るつもりもないけど。

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以上



人生基本苦行

強風の如く過ぎ去りし大型連休。

毎日のように出かけている友人を尊敬の眼差しで仰ぎつつ毎日遊べるほどの体力はなく、また友人もいない己の人望の薄さを改めて痛感したため、長期休暇はすべからくクソだと気づきました。


ということで、平成から令和にかけてを跨ぐ形でまたもや韓国に出かけた私の話をこれまた長々と書き留めようかと思います。

相も変わらずためになる情報は何1つありません!解散!



4/29の夜の便で仁川へ向かい空港で1泊、翌30日を丸々ソウル市内で過ごし1日の早朝の便で帰るという弾丸旅行を敢行いたしました。

初めての一人旅だったので多少そわっとはしていましたが、私よりも私の幼馴染の方が心配していたようです。

「帰ってきたら腕なくなってたとか…言わんといてな」

私「…?任せろ(、?、、?)」



٩(ˊᗜˋ*)و



まずは朝食、聖水駅にある「cafe onion」へ。

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打ちっぱなしのコンクリート壁がまるで、校庭で遊ぶ子供たちが下校途中の六年生になったかのような小学生の1日。©滝沢カレン

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この、この手前の、白いのん。

気になるな。

気になるなぁ。

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ということで私はカフェモカとインジョルミ(きなこ)を頼みました。余談ですが「カフェモカ」の発音だけで日本人だとバレますね。隠してたわけじゃないけど。

このきな粉パン、餅みたいな生地にきな粉がかかっててあんこが入ってるような定番?なパンを想像してたんですけどね。

パン生地の中にチャイのような香辛料の香りのきな粉クリームがぎっしり詰まってて、めっちゃ重たかったです。(美味しかったって言え)

半分持って帰りました。


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購入スペースは狭め。

イートインスペースは結構広くて屋外で食べられるスペースや恐らく2階にもスペースがある模様。私は屋外に行きました。

鳥のさえずりを聞きながらの朝食は心も体も満たしてくれるようです。前述の通り、重たかったです。(美味しかったって言え)


腹も満たしそこそこに、東大門のネイルモールへ向かいました。時間を無駄にしたくなかったため開店時間の10:00ギリギリに向かったのですが10:30開店にいつの間にか変わっていたようです。朝から行く人は気を付けて。


(割愛)


そこから弘大入口駅へ。

いつもとは逆の通りに向かい、てく。

家族連れやカップルが多くて、小春日和にピクニックなど、しておりました。


今回のメインイベント、タトゥースタジオ。

インスタグラムでマークしていた솝(id:sop_tattoo)

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予約段階で2、3度韓国語が全く出来ない旨を伝えていたのですが、英語は出来るか?という質問に渋い顔をしていたら、めちゃくちゃ渋い顔で返された。

申し訳ない。低学歴が露呈したな。


デザインがシンプルだったこともあって、相談込み45分ほどで施術は完了。

時折「(タトゥーは)First?」「ドキドキ?」「痛い?」なんて日本語を交えてくださり、恋に落ちるかと思いました。え…?もしかして、私に気がある…とか…?(照)


(暗転)


兼ねてから大切にしていた言葉を大切な方のレタリングで入れてもらえることの感慨深さたるや。現在進行形で体の一部になろうとしているそれらを見るたびになんとも言えない幸福感がありますね。うん。

両親に黙っての事だったので若干の罪悪感を抱きつつ帰国後母には即ゲロりましたが、「希望?HOPEじゃん」と概ね好評でした。


初一人旅でしたが、私は一人旅に向かない人種だと気付きました。

計画を入念に立てるタイプだからかあまり面白みもなく、効率重視なのがあれなんですかね。買い物がメインだし。話し相手がいないと感動も萌えも共有できませんし…

(これまた余談ですが、明洞で腕を組みながら歩いてくるスーツ男子を見かけました…クソあちーのによ…ありがとうな…)



てわけで!今回は服を1着も買えず悶々とした部分もあったが、初海外一人旅という経験はオタクスキルを何倍にもしたのであった!


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☺Special Thanks☺

今回このデザインにするにあたって、大事なレタリング作業を行ってくださったきょうかさん(@sasugaremonster)本当にありがとうございました!



防弾少年団が好きなオタクの話

突然だけど、私は防弾少年団が好きです。

アイドルとして、アーティストとして、人として。これだって一言で言い当てられるような適当な言葉は浮かばないけど、私にとって彼らは"信じたい"と思わせてくれる、そんな存在だと思う。

防弾少年団に出会ってから、何度も何度も彼らの言葉や生きる姿勢に助けられてきました。

理由は様々、その時々で彼らの言葉は私にぴったりと寄り添ってくれて、少しずつ体温を分けてくれるような、直接的なつながりがないからこそありえる少し特別な関係だと思っています。


私には昔から夢がありました。(突然の己タイム)

夢を歌う彼らの言葉は、あまり周りから期待されてなかった私の悔しさとかもどかしさを代弁してくれているような、味方してくれてるみたいなそんな心強さというか、支えのような存在でした。

その頃、彼らは私の"手本"だったと思う。

《おい、お前の夢はなんだ》

《お前の夢を追え》

彼らの言葉に、姿勢に背かないように、私は私自身を信じたかった。

でも結局はそれを諦めてしまう形になってしまったんですね。きょうび同じ夢に向かう人間はたんまりといて、私より歴も長ければもちろん知識も経験も多い子が沢山いて、そんな子が全く日の目を浴びられず辞めていく姿や10年20年ひたむきに走っている姿を見て、単純に怖くて逃げ出した。

"こうやって彼らの言う大人になってしまうんだ"

単純にそう思いました。

彼らの言葉を深く受け止めてきたからこそ、彼らが戦ってきた所謂そういうものに近付いてしまったということがどうしようもなく悔しかった。

それまで毎日聴いていた歌も素直に聴けなくなって、毎日毎日自己嫌悪、周りの声が自分の陰口を言っているようにしか聞こえなくて、職場以外で電話を取れなくなった。

本当に、半分死んでるような心地でした。


https://youtu.be/UR92EofWXoM


《何があってもこの先、良い日の方がずっと多くなることを願って 僕の言葉を信じてくれるなら1.2.3》

《もっといい日のために 僕達が一緒にいるから》


夢を諦めて就職してから、正直周りの大人からは褒められることが増えたんですよ。

「若いのに働いていて偉い」「誇らしい」「親孝行だ」

でもその言葉を聞く度に自分が卑屈になっていくのも萎縮していくのも感じていて、褒められるようなことをした覚えもなければその言葉に見合うだけ働けている自信なんてもちろんなかったし。言われた通りに働いていて、ミスして落ち込んで、若いからそれを許されて、でも心の中ではまだ夢を見ていて。

中途半端な自分が嫌いで、そんな自分を褒められるたびに夢を追っていた期間を否定されたような馬鹿にされているような、そんなちょっとした悔しさがあった気がします。罪悪感とか。

私は自分を肯定されたかったわけでも逃げ出したかったわけでもなくて、ただほんの少し明日が今日よりも明るいものになればいいと思いたかったし、大丈夫だって言われたかった。

きっと同じ言葉を違う子達が歌っても、ここまで響くことはなかったと思う。逆も同じで、この曲を誰かが聴いて全員が全員私ほど響くかは分からない。

ただ、私にとってあの言葉は単純に褒めそやされるよりも遥かに心を軽くしてくれて、少しだけ前へ進もうと思わせてくれた。それはきっと、私が彼らの歌を信じているからだと思う。彼らの歌は絶対に嘘をつかない、そう確信しているから。

周りの大人がただ大丈夫と声をかけたならば、若しかしたら無責任だってそれもそれで腹を立てたかもしれない。子供っぽいな。だからこそ、アイドルがファンに向けて、私のことなんか知りもしない人がそれでも本気で「大丈夫」だと声を掛けてくれたことが何よりも心強かったんだと思う。


私は防弾少年団が好きです。

もちろん顔が好きだし声が好きだし、一挙手一投足どこをとっても愛おしくて、家族とも友人とも恋人とも違う、アイドルとしての好きがなんとなく誇らしい。

"目的地がなければ風景さえない"

"夢がなくたって大丈夫 少し幸せを感じる君の瞬間があれば"

"折れるくらいなら曲がってしまえ"

たくさん教わった言葉がある。たくさん見せてもらった景色がある。ただの卑屈オタクだった私が見た目に気を使ったり、服に興味がもてたり、他国の言葉を勉強してみたり、たくさんの友達が出来たり、海外にポーンと出掛けてみたり、たくさんたくさん成長の材料を貰って、少しだけ心と視野の広いオタクになれた…気がする…

大好きだとか愛してるだとか、全部正解なんだけどなんとなく違って、とにかく幸せであってほしいなと思えるのはそういう背景もあっての事なのでした。


ベラベラ自分の話するだけして私は今からライブビューイングに向かいます。これ書きながら6ミリくらい泣いてます。(ライビュ終わりましたがアタマからケツまで泣きました。最高な男達でした。)


最後になってしまいましたが、jhopeお誕生日おめでとう。本当に大好きなんだよ。海挟んだ遠くのオタクが泣きながらブログ書くくらいにはすごく大好きだよ。

君の笑顔が好きで、ひょうきんな声が好きで、相手を見る眼差しが好きで、夏が似合うのに二月の寒さの中生まれたところも、春の日差しみたいに暖かい心も、あげだしたらキリがない、本当に全部全部好きなんだ。

明日も明後日明明後日も、おやすみを気持ちよく言える日になるといいな。


今日が昨日より少しでも幸せでありますように。

明日が今日を大切に思えますように。

あなたが私の희망であるように、私たちがあなたの希望であれますように。


愛しています。



タイトルを入力してください

どうでもいい話なんですけどブログのアイコンがどうやっても90度回ります。


先日は済州をまとめたのでその翌日から、ソウルまとめヨッ❗️


翌日(12/30)は済州で遊ぶ時間はなく、朝から国内線で金浦空港へ。

関空、仁川にしか縁のなかった人生、この日だけで経験値がヌンっと高まり。


この日はソウル近辺のマカロンのお店を回る予定だったのだけど(向こうの飲食定休日は月火水が多いのかこの日で周り切るほかなかった)着いた時点で割といい時間。

ひとつの店に絞るという英断、この時点で私のやる気は風前の灯。


地下鉄で30分かけて石村駅へ。


寒いな。あまりにも。

あまりの寒さにもはや泣いてたな。


閑散とした駅、もっと俺たちを歓迎してくれや。

ロッテワールドを横目に見つつ、駅から10分ほど歩くと店が見え、半ば転がり込む形で入店。

9時閉店とは言っても…やっぱ、な…マカロンとか可愛いお店とか、売り切れてるよな…(済州の悲劇)売り切…


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売り切れもありつつ、ラス1ラス2とかで残ってた❗️

馬鹿みたいに大はしゃぎしながら購入。

友人は購入点数が多くて、なんか可愛い箱に入れてもらってて、あ…わた、私もその…可愛いの…箱、あ…ぁ…

優しいお姉さんが待ってる間に暖かいハーブティどうぞ~してくれたので心まであたたかです。


カロンに気を良くした我々は通りがけに見つけたケーキ屋さんで年越しケーキを購入。私は宇宙ケーキ(チョコクリームチーズ味)友人はチョコミルクレープ。

ここで私はあまつさえ追いマカロン。きな粉味とソルティキャラメル。

あまりにも現金である。


そうして気分よく我々は一日の幕を下ろした。


暗転



二日目朝、気分よく대충。

おそらく1人で切り盛りしてる店員さんが好きすぎて滞在中3回くらい好きと吐息が漏れる。

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本棚を整理したり本を読んだり。

向こうの店員さんって手持ち無沙汰な時は結構普通にスマホ触るしご飯も食べるし、そういうのいいなって思う、バイト中隠れてスマホ触ってた私なわけですが。


その後はいつも通りADER行ってディスプレイを冷やかしつつAPOCへ。

買うつもりなんてさらさらなかった水色のアウターを買っていました。アホなんかな。

店員さんに去年買ったアウターが軒並み好評だったことをそれとなく伝えたらデザイナー御本人様でした。

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拝啓

故郷にいる母上。お元気ですか?

電波にのせて心の内をしたためようと思ったのは他でもありません。

私はこちらでも幸せに暮らしていることを、伝えたかったのです。

敬具


合井にあるHFFへ。こちらもずっと行きたかったので念願叶いオタク大歓喜

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ノームコア系、シンプルだけどラインが綺麗で尚且つ安い。生地感厚めなのに安い。安いなぁ。

試着室の鍵と悶着しながら黒シャツとコーデュロイパンツを買いなど、した。

ここの服を着こなせる女になります。私。

長身爬虫類顔に袴ブーツの店員さんに心惹かれながら我々は合井をあとに。



その後、

特記事項無し。

問題無し。

無事離陸、快適な空の旅。



日本に帰ると新年ムードが襲いきて軽く欝になりましたが今年も大きな問題なく楽しく年を締め、明けることが出来ました。

二人きりで5日間を過ごしながら喧嘩も言い合いもなくのんびり過ごせたことはとてもストレスフリー。

来月頭また渡韓するわけですが、今度は初めて旅行するチング(チング…)(うわ…)なので、こちらもまたドキドキハラハラ。

今まで行けてない夜を積極的に周りたい所存。

その時にはまたブログ更新します。


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以上



続けることが偉いです

あけました、おめでとうございます。


タイトルはそのまま。ブログ、続けることに意味があると思う。


てことで年末年始の韓国旅行をサクッとサクサク忘れないようにメモしていこうかと思います。


年末年始を韓国で過ごすプロフェッショナル(2回目)。韓国自体は6回目?ですが、ついに初の済州上陸。

人生初国内線を国外で味わうというとんちとパンチを効かせながら慣れない空港にあくせくなど、しました。


済州は地下鉄もなくてバスも少ないからタクシーチャーターがマストっぽい。

幼馴染の親戚のおじちゃんのタクシーにお世話になりました。いやほんとお世話になった…(思い出し感謝)


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まずはすきっ腹に麺(泣きっ面に蜂のテンポ)

腹がはち切れんばかりの量のククスはとにかく豚がントロぉ…ほりょ…ほろろ…って具合で美味しかった。いやほんとめっちゃ美味しかった。

付け合せの玉ねぎの酢の物は柔らかい味のスープに飽きた頃合に食べると最高な気分であった。

ものの10分で吸いました。

流石に己を化け物かと思った。


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本当は写真よりもう少し明るかった気がする。狭才。

着いて5分くらいで謎の吹雪に見舞われてしまったけど10分後くらいには笑えないレベルになってたので逆にタイミング良かったです。逆にね。

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うっすら積もってる。

これはよく分からない茶畑。多分。

雪積もってるけど、写真撮る?みたいなノリで降ろしてくれたんだと思うけど分からない。寒かった。

この年になっても雪は楽しいんだね!結構はしゃぎました!年甲斐もなく!


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一口に済州と言っても、島広し。

タクシーに揺られながら窓を見ていたら突然晴れるし突然雪降るし。

おかげで2つ目の海岸は快晴であった。

海岸には降りられなかったけど。


そして済州(個人的)最大要素のタプドンシネマ&ドンムンモーテル❗️❗️

作品コンセプトが読めないのがめちゃくちゃ悔しかったけどフィーリングだけでもめちゃくちゃ楽しかった。アトラクションに乗ってた気分。

ちょっとあまりにも凄惨な作品が多くてこちらでも年甲斐もなくはしゃぎました。


全体的にゆったり作品が展示されてたしやはりin space同様、驚く程に人が居ない。

もはや貸切。贅沢。

一つ一つのスケールが馬鹿でかいから虚像恐怖症の私は結構ヒーヒー言ってました。

特にこれ。



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つ、伝わらね~。

これでワンフロア使い切っててさらに四方には鉄板を打ち出して作ったこちらも馬鹿でかい顔のオブジェがあって、流石に恐怖で5分といられなかった。

高校の先生が「記憶に残るものを手っ取り早く作りたければ極端に小さいものか極端にでかいものを作ればいい」って言ってたの、今でもたまに思い出す。

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そして春頃からずっと行きたくていきたくて辛抱ならんかったSEXHIBITION…

会期が長くて本当に助かった…カムサ


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艶やかで煌びやかなのに寂れて冥々としている感じが、近所にある、あのさ、夜になるとどこからともなく現れる草臥れたホテルを思い起こさせてとてつもなく興奮した。

ああいう所で休憩する人は果たしているのだろうか。


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性行為っていう人間の根っこを作った原始的な行為がどれも近未来感ムンムンの甘ったるさを持ってて、ほんと、あの、見られてよかったです…


全部不思議不可思議摩訶不思議で、ともするとホラーチックな演出に成人女性二人半泣きになり腕を組みながら見て周りました。


でも本当に贅沢だったな。日本で行く展示会大体が芋洗い状態で満足に見られないもんね。

エッシャー展でも例に漏れず芋になりましたからね。

分かります。


~(満足げなSE)〜


当初予定していたマカロンのお店は売り切れにより泣く泣く断念💆🏻‍♂️シク…

でも運転手さんめちゃくちゃ優しくて、不慣れな我々のめちゃくちゃな計画表をなんとかかんとか組もうとしてくれて、受付のお姉さんは英語すらままならない我々のためにめちゃくちゃ親身になってくれて…

旅は一期一会、国外だと尚更人の優しさが身に染みる。その前に私はもちっと勉強せえ。


済州はまた夏とかにも挑戦してみたい。

いやしかし冬の海最高だったな。

つわけで済州はざっとこんな感じ。



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