紫
生きる糧、防弾ライブが終わり虚無感に苛まれるかと思いきやそんなこともありませんでした。
公演のたびに日本語が上手く表現豊かになって戻ってくる彼らを見ると、言葉の壁ってなんだろうなって思います。
彼らの操る日本語は純度が高く澄んでいて、きっと私たちが普段使っているものよりも一言一言がとても重たい質量を放ってるんだと思います。
私たちファンが他国語の掛け声を必死で覚えているのと同じように、もしくはそれ以上に相手に伝えたいという気持ちがそうさせてる部分もあるような。
沢山の愛を兄から受け育ったジョングク。
何歳になっても貴方はマンネだから。いつまでも彼らに甘えて、甘えて、甘やかされて、しっかり支えるあなたのままでいて欲しい。
最近少し様子のおかしなシュガ。
楽しいという表現をあまり表に出さなかった貴方が、最近では隠すことなく全てのことを楽しむ姿を見せてくれることが何よりも嬉しいなと思います。
いつも新しい方法で他人を驚かせるジン。
ハートイベントや隠しアミ(ペンミ)、いつも誰も見たことがないようなアイドルらしからぬ方法でみんなを笑顔にしてくれるジンくん。あなたが長男で、本当に良かった。
ユニークな感性で全てのものに意味を見つけてあげるテヒョン。
虹からあぶれてしまった紫をすくい上げ、たくさんの大きな意味を持たせてあげたキムテヒョン。あなたから見える世界には、意味の無いものなどひとつも無いのだと思うと、自分の意味を探してみようと思えました。
アーミーという存在は僕の全てだと語ってくれたジミン。
あなたの笑顔は沢山の人間を勇気づけるものだから、たくさん笑って幸せになりましょう。まだまだ手探りでも、ゆっくり進みましょう。みんながあなたの背中を支えています。
言葉の垣根を取り払ってきてくれたナムジュン。
先陣を切って自分を愛することの尊さを教えてくれてありがとう。あなたはもっと愛されないといけない人です。あなたの中の銀河の色を教えてください。
埋まっていく座席を見て不思議な気持ちになったジェイホープ。
ここにいる何万もの人が、ここまで一緒に過ごしてきた何百万のアーミーがあなた達のことが大切で、かけがえがなくて、とても愛おしいと思っていることは、絶対に、絶対に忘れないでください。
言葉って、同じものを使っているから正しく伝わるものじゃないなって改めて思いました。
同じ方向を向いて同じ心持ちで同じ立場に立って、初めて相手の言うことが理解出来て自分の伝えたい思いがまっすぐ相手に届くものなんだと知りました。
たとえ言語が違っても、メロディや歌詞を紡ぐ音の温度から伝わる気持ちは案外馬鹿にできなくて、ニュアンスだとかそういう尺度を持って判断しづらい思いっていうのは結構信じてみるものなんだなと思います。
言わなきゃ伝わらない。言っても伝わらない。でもどうやったって言葉にすることを疎かにはできなくて、拙くても間違えても言葉を紡いで少しずつ歩み寄らないと誰の理解も得られない。
どんな側面だろうと私がこの目で見て感じた瞬間は紛れもなく本物で、私が感じた彼らは紛れもなく私の中の本物でした。
大きな宇宙空間を席巻する彼らは、大きく逞しい背中を見せてくれるのにいつだって私たちと同じ目線に居ることを何度も優しく説いてくれます。
大丈夫、皆同じだ。
本当に、沢山の大切なことを彼らから教わったような気がします。だからこそ、何があっても幸せでいて欲しい。毎日そう心から願っています。
私の中の銀河の色は何色なんだろう。
なんかワンクリックで三万円稼げますみたいなブログのテンションになっちまったわ。
恥は書き捨て
先日、この数年間の中で一番大切にしていたものを犬に噛み砕かれ本気の号泣をかました20歳女、オタクです。
日常に大した旨みもなく、仕事をこなし家に帰り眠るだけの日々の中で何をブログに記すのかと書き渋っていたらこの有様です。
そこでTwitterで声をかけていただいたのでRMミクステ所感とついでにjhopeミクステの所感を書きまとめていたものを軽く載せようかなと。
ただ、誰に見せるつもりもなく自分の気持ちを自分なりの言葉でしたためていたものなので…大したこともありませんし面白いこともないです…
恥ずかしくなったらひっそりと消します…
180302/jhope 初mixtapeについて
ついに、ずっと待っていたミックステープ公開。本当に待ってた…いつからともなく常に心にあったもの。
彼の中には明るい部分だけでなく暗い部分もあって、不安、焦り、不満、葛藤、そういった見せられていない側面があるのだと改めて思い知った。
勿論、考えなかったわけではなくて、なんと言うか…
私が心の中で考えている10のことより、彼自身の発する思い1つが真実なのだと、彼の中にも(当たり前に)人並みに愛したい、遊びたい、そういった私たちと同じ思いがあるのだと、なんだか泣きそうになった。
彼がこのトラックを出すにあたって、どれほどの時間を費やし、思いをしたため、入れられず切り落とされた言葉があっただろう。私たちはその思いをどれだけ汲んでやれてるだろう。考えても考えきれず、自分のことすらろくろく分かっていない私は、一体どれだけ彼を見ているだろう。
本当の彼、とは何だろう。
改めてたくさんの起爆剤を落とされた気分だ。
彼自身が世界の平和の一片になりたいと望むように、ファンである私達も彼の中の不安をひとつでも取り除くことが出来る存在になりたい。彼はいつだって私の中に安らぎを与えてくれるから。
永遠の希望、この時がずっと続くことを信じています。
181023/RM「mono」公開
前回の「RM」から3年、今のRMを表すであろうミックステープの公開。
「RM」のジャケットはRapmonsterが黒のインクをかぶりこちらを力強く睨みつけるモノクロでインパクトのあるものだった。
曲にはどことなく人生に対する漠然とした不安、掴むことの出来ない未来への焦燥、周りの人間から向けられる視線への怒りのようなものが覗いていて、牽制、反発、固い殻に篭った『内包された本音』を感じさせた。
これを今の私と同じ年頃に出したのだと思うと改めて鳥肌が立つ思いだ。
今回出された「mono」のジャケットでは、柔らかな白地に力を抜いた文字でタイトルが記されていた。
水中を漂う時の腕の浮くような感覚やほんのりとした閉塞感、なんとも言えない気持ちになる曲が多く、気化した雨が登っていく時のあのむっとした特有の湿った空気だとか、ホテルで迎えるいつもと違う少しワクワクするような、それでいて少し物悲しいような空気感を受け取った。
彼がこの3年の間に同じモノトーンの中からどれどけのものを感じるようになったかを深く考えさせられた。レイヤー別にたくさんの感情を塗り重ねたことによって、改めて「Rapmonster」と「RM」の二つの側面を感じた。
苦いものが食べられなかったあの感覚や、とてもゆっくり流れていた年月。低い視線で見えていた世界、見晴らしのいい世界に憧れていたあの気持ち。そういった、二度と感じ取ることの出来ない気持ちを懐かしく思うように、三年前の彼にしかかけなかった彼の姿が「RM」の中にはあり、「mono」の中にも同じことが言える。今のRMにしか書くことの出来ない、後にも先にも今だけの彼が「mono」なのだろう。
同じ雨の温度にも体を震わせる冷たさや噎せ返るような生暖かさがあることを教えてくれる彼らは、どうしたって私の人生を豊かで実りあるものにしてくれるようだ。
私の受け取り方が正しいとは思わない。彼の思うことは所詮彼にしかわからないのだ。
それでも、彼が音や言葉にして私たちと共有しようとしてくれているものは、きっと私たちを虐げるものではない。
彼らがこれまで積み上げてきた技術は絶対に私たちの思想、性、種族、それらを組み伏せ、裏切るものにはきっとならない。それだけは胸を張って信じ続けたい。
彼らの紡ぐ歌詞が私たちを故意に傷つけようとしたことは、一度だってなかったはずだ。
●個人的な主観であり、ここに記されている言葉の一切は他者に押し付けるものではありません。
ヒプノシスマイクにハマってしまった話もまた書きたいです。
180814 主にカフェ記録
初めて夏の韓国を体感。
暑さ、舐めてたなぁ。日陰を探す旅か?これは。
でも及第点あげちゃうくらいには楽しい旅ではあったので手短にまとめます。(脳みそがパン粉と同じくらいスカスカなので時系列は考えないものとする)
行きたいカフェがとにかく多く、絞って絞って候補は7つ。
二泊三日でどこまでイケるか、わりとノリノリだったけど暑すぎてそれどころでない。
食欲がまるで沸かない。
モチモチのしょたボ~イが石鹸を売ってるの、可愛かった。連れて帰ってキスしたかった。
基本的に行くお店は毎年同じルーティン。
向こうはどこのお店もコンセプションスペースが大きく設けられてて魅せて買わせるっていう文化色なのか、行くたびに内装が変わるから新コレクションごとに出向きたくなる。
整然と商品を並べるよりも空間ごと飾ってスペースをある意味無駄にしない売り方ってきっとSNS世代ならではだろうなぁ。(見てください、評論家気取り)
去年アウターを買ったAPOC。弘大にお店がオープンしたらしくウズウズしてた。
ただ、開店シーズンもssのシーズンもとうに過ぎてなんというか、少し閑散としてた。
試着を勧められたけど汗だくだしダメだろと私の良心が疼いて何故か秋冬物を買いました。
ショッパーがケーキの箱なのも素敵。
店員さん「お店の名前がa Piece of cakeだからだよ」
私(せやろな)
結局一日目はカフェに行かず、むしろほぼ食事という概念を無視。
夜ご飯はちゃんとチキン食べたよ。
ちゃんとってなんや。
二日目
空色と雲色の日です。
目からも涼しさを取り込んで、女三人衆はブイブイ言わせまくります。
まずアラリオミュージアムに行こうとしたんですがね、ね。
大体インスタ見て予想してたけど、私の好きな作品は全部済州島の方らしい。
割と凹んだ。俺の夏は死んだ。
SEXHIBITIONも凄く見たかったし、一人旅でもう一泊くらいあるなら行きたかったなぁ。これは次のやることリストです。
作品点数は壊滅的に少なかったけど、それでも真っ白な階段を抜けた先に現れたポッカリと黒い空間はそれだけで心臓がドキドキしたし、1枚の絵だけであんなにも存在感があるならあれはあれでそれなんだろう。
近くの定食屋さんで朝ごはんを軽めにどつきつつ、カロスキルに向かってようやく一つ目のカフェ。
Gould coffee roaster
まぁ、まぁ有名所だろうが何だろうが私が初めて行くんだから世界も知らん顔してよ。
私はブラウニー、友人はカヌレとティラミス。
しばらく談笑していると置いてあったグランドピアノでお客さんが演奏をはじめた。あの勇気、私には無い。
千と千尋の「あの夏へ」。選曲も最高。
なんだかんだで晩ご飯に2つ目のカフェ。
SEOULITE
ホテルから歩ける距離にあって夜は1人だと少し危ないてか怖いかなって感じの場所。
昼間はオフィス街でまぁまぁ賑やかとみた。
22時頃に出向いたのでシャッターは降りてるし人はいないし雑居ビルの中なので階段が怖いし暗いし、1人では入れなかったな。
店員さんは男性と女性が1人ずつ。
内装は可愛くて、あ~女性が好きな空間だなって。
照明は暗めに落とされててキャンドルを灯してくれました。あのキャンドル特有の不規則な明かりって眠くなる。
私はミックスベリーエード、友人はイチゴラテとチョコラテとチーズケーキを頼んでおりました。
お金は先払いでした。
頼んだものがすべて揃ったので食べようかと思ったら店員さん(滝藤賢一風)が何かを言いたげにやって来た。
お金は払ったし何かな、と思っていたらタブレットに書いてある何かをトントンと叩いて伝えたいらしい。
《ごゆっくりどうぞ》
ありがとう、愛してる。
一日の疲れを滝藤賢一で癒し(滝藤賢一ではない)就寝。3万歩超え、月ベストをたたき出してアプリに表彰されました。
三日目。
流石に疲労の色が見え始め、私は若干のマザコンを拗らせホームシックに陥る。
3時にはホテルを出る予定なので取り敢えず弘大に向かいます。
大蟲
studio fntというグラフィックデザイナーがブランドアイデンティティを務めたカフェ。
朝早かったせいか私達以外にお客さんの姿はなく、店員さんは一人厨房で作業しているようでした。
私は抹茶ラテ、友人はカカオラテと抹茶ラテを注文。
甘味は少なく、とてもまろやか。
後から「これを入れて甘味を足してね」と出されたミルクのようなもの、友人に味見させたら凄い顔で「これは練乳の甘み」と言われました。
私は無しでも全然飲めるなって感じ。友人は全部入れて丁度いいと言っておりました。
そして少し遅れて出てきたカカオラテ。
これがもう、正直今まで生きてきた中で最上級に美味しかった。
こちらも甘味はなくて、正しくカカオ。ココアを想像してた私が馬鹿だった。
もったり重たくて濃厚。本当にめちゃくちゃ美味しかった。
多分韓国行く度に行く。
そして頼んでないのにサービスで出てきたポップオーバー。
サービスって言葉が聞き取れたのに3人ともサービスで2つも出てくるはずがないと困惑して「…は?」みたいな顔をしてしまった。
これも馬鹿みたいに美味しかった。バターにぶん殴られた。
あとここで飼われてる猫ちゃんにも会えました。
めちゃくちゃテンション上がって写真撮ってるところを店員さんに写真撮られてたらしい。ハハハ
てなわけで3/7箇所という舐めてる程度にしかカフェに回れませんでしたが次回に持ち越す楽しみが増えたし無理に詰め込んで回る必要も無いかなと。
カフェは落ち着いて味わってなんぼなので。
とはいえ韓国は店舗の入れ替わりも早いし行ける時に行かないとお店畳んじゃう可能性が十二分にあるのでまた年末年始辺りにでも再チャレンジしようと思います。
皆ほんとめちゃくちゃ声掛けてほしい。お金と休みが合えば何処にでもついて行きます。
今回同行してくれた友人にもここに感謝を。
本当に楽しかった。
180016
한국여행 끝