zattanikka’s diary

肥満の父、腐女子の母、オタクの兄、軟便気味の私による四人組ロックバンド

メモ

こんにちは。こちら大阪、長居ヤンマースタジアムから届けさせていただきます。

てわけでやって参りました、防弾少年団スタジアムツアーin大阪。大阪。
日焼けと食事と通信規制は敵なので日向に出ては紫外線怯えていましたがスタジアム内スタンドは防御力ゼロ。削られていく私のライフゲージ。それに加えて連日90%の雨予報。結構神経を揉んでいたわけです。ここにくるまで。なんでスタジアムなんだよ…京セラのがキャパあるじゃんと前日くらいまで結構思ってました。
ただ、終わってみた今言えることはただ一つ。

スタジアム、めっちゃええやん…

自然。
プライスレス。

時には眩しいくらいの太陽がみんなを祝福するように降り注いでて、柔らかい風が背中を押すように吹いたり薄雲が優しく覆うように7人を守ってくれたり。風になびく服のシワにも表情があって、昨日と今日とで同じセットリストでもきっと感じるものは人それぞれ違ったのだろうなと思います。
空に登っていく銀テープがグリッターみたいに光を受けながら立ち上って、風に沿ってスタジアムの外に消えていくのをなんとなく不思議な気持ちで見てた。ドームみたいに重く響く音の沈み込みは少なかったけど滲んで溶けるような広がりのある音が柔らかかった。
普段ならかじりついて見ているモニターからもメンバーからも目を離して、流れてる雲とか色が変わっていく空を眺めている時間が結構長くあった気がする。
改めて、なんか生かされてるなっていうか、生身で今ここにいることが有難くかけがえないことだなと。

最近意味もなくしんどく、なんとなく全部息苦しいな、辛いなって時間が長くて防弾も追う気力ないし握手会も行けないし…みたいなポイズン状態だったけど、もう、なんか、うん。全部どうでもいいや。頑張ろう。
モニターに映る後頭部だけで涙が止まらなくて一言一言が宝物で、終わった瞬間「頑張る」って言いながら馬鹿みたいに泣いた。
性格的に興味無いことは頑張れないしやりたくないことはそれなりにしか捌けないけど、やりたいことには素直に、精一杯やってみようって思えた。やりたいことだけやっては生きてけないけど。
なんか、いつもこうやって開始点を作ってくれる人たちなんだな。当たり前に手が届かない存在で、それは勘違いでなく本当にその通りなんだけど、ふとした瞬間にこの人たちにも不安や悩みはあって私たちと同じ時間を生きてるんだってはっとさせられる。
何度だって初めてのステージを愛おしむように、同じ日は二度となくて舞台に上がる度新しいプレッシャーに立ち向かって行く姿の全てが完璧だ。完璧じゃなくて、完璧だ。

今回のスタジアムライブはスタジアムだからこそ得られた感動とか景色があって、本当に行けてよかった。ここまで一緒に連れてきてくれたことが有難くて、結局いつも私の活動力になってくれる。裏切ろうとしても裏切れないよ、ここまで来たら。
裏切るつもりもないけど。

f:id:zattanikka:20190707211525j:plain


以上